乾癬用軟膏の成分にも
コールタール(coal tar)という成分が入ってます
コールタール(coal tar)とは何でしょう
・防腐作用があり
木材の防腐剤や、トタン屋根の塗料として表面に塗布されて使われた
・治療にコールタールを外用するゲッケルマン療法という治療
が昔行われていた
現在は発癌性の問題から行われなくなった
※現在は松を由来とし、多環芳香族炭化水素の含有が少ない木タールを使う傾向がある
発癌性はないものを代用されているってこと
・コールタールの軟膏やシャンプーなどの製品があり
乾癬、脂漏性皮膚炎、頭垢などの治療に対して
効果がある結果も出ている
濃度が低い安全性の高いものが使用されている
・現在は発癌性の問題はないといわれている
・コールタール製剤には角質溶解や形成作用や止痒作用がある
最初に使われるときは、濃度の低いコールタール(coal tar)1~2%
を使用して、効果の表れに対して、段階的に%の高いコールタール(coal tar)
を使用して行くみたいです
コールタール(coal tar)副作用
メイヨー・クリニック でゲッケルマン療法を行った乾癬患者280人を25年間追跡調査した結果、皮膚癌の発生率は一般と比べて増加してなかった。
皮膚に異常が見られる場合は、直ちに使用を止めて
お医者さんに相談してください、としか解らない
※お医者さんにコールタール(coal tar)の使用を相談するのも1つの手だと思います